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【千葉魂】 博多での悔しさ糧に 伊東監督「必ず強くなれる」 

【千葉魂】 博多での悔しさ糧に 伊東監督「必ず強くなれる」

2015年10月20日 10:53


 突きつけられた現実を凝視した。試合が終わってもマリーンズナインはベンチから離れることはなかった。その先でホークスが喜びを爆発させていた。歓喜の胴上げが始まる。敵将は9度、宙に舞った。伊東勤監督は腕を組みながら、その光景を見ていた。ふとベンチを見渡した。一年間、チームを引っ張ってくれたキャプテンの鈴木大地内野手が泣いていた。英才教育を施し、厳しく接し続けた捕手の田村龍弘は目を真っ赤に充血させていた。シーズンを通して険しかった指揮官の表情が少し緩んだ。父親のような温かい眼差しで若い選手たちが悔しそうにしている表情を見入っていた。

      □      ■      □

 「泣いている選手がいたね。みんな、この悔しさを糧に来年、大きく成長してくれると思う。何が足りなかったか。どうすればよかったか。突き詰めて考えてくれたらと思う。そして、これからどう過ごせばいいかを見つけてほしい。今年、このポストシーズンで経験したことは絶対にプラスになる。未来に生きる。だから、泣く暇があったら、練習をすることだ。悔しかったら次、晴らすしかない。人は悔しさ、失敗から何かを学ぶ。そして成長をするものだと信じている。だからオレは泣かないよ。絶対にね」

 福岡ヤフオク!ドームを離れる前、大勢の報道陣に囲まれた指揮官は強い口調で語った。CSファイナルステージは0勝3敗で幕を閉じた。シーズンで18・5ゲーム差を付けられたリーグ優勝チームとの力の差をまざまざと見せつけられた形となった。それでも指揮官には確かな手応えと未来への感触を手にしていた。だから、言葉を選びながらも前を向きながら、思いを口にした。宿舎に戻ると全選手、コーチ、スタッフをミーティングルームに集めた。帽子を取って、一呼吸を置くと、静かに語り出した。

 「ここまでのシーズン、紆余曲折があった。でも、みんなで奇跡を起こそうと一つになって闘い、ここまで来た。オレはそれがうれしかった。このクライマックスシリーズ、ベンチで見守りながら、みんなの成長をしている姿を見て頼もしくて仕方がなかった。これからキミたちが成長をしていく過程を想像するだけでワクワクする。キミたちのプレーを見ていて、成長を感じたし、気持ちの変化も感じた。みんな、もっともっと成長できる。そしてマリーンズは必ず強くなれる。今年一年間、ありがとう」

 思えば今シーズン、厳しい内容のミーティングが多かった。喝を入れ、げきをおくり、ここまで来た。しかし、その過程の中で若い芽は確実に伸びてきた。シーズン終盤、そしてCSの戦いの中でそれは確信に変わっていた。プレーだけではない。CS期間中のマリーンズのベンチは活気にあふれていた。誰からともなく声が飛び交い、ナイスプレーで盛り上がり、劣勢の場面では励まし合った。そのベンチでの光景が指揮官には何よりもうれしく頼もしく感じた。だから、今年最後の集合では全員に「ありがとう」と伝え、頭を下げた。

      □      ■      □

 10月17日、博多の空は晴れ渡っていた。チームは空路、福岡を後にした。指揮官は宿舎の裏側にあるうなぎ店で昼食をとった。「1戦目のお昼をここで食べさせてもらって、勝ったら毎日、来ようと決めていたんですけどね」。お店の大将からねぎらいの言葉を受けると、冗談交じりに笑った。昼食を取りながらふとQVCマリンフィールドのPV(パブリックビューイング)の話題になった。

 「たくさんの方がマリンで応援をしてくれていたんだよね。そのニュースを見て本当にうれしかったし、ありがたかった。雨の日もあったと聞いている。その中で声を届けてくれた人たちのことを想像するだけで目頭が熱くなった。だからね。待ってくれている人たちのために千葉で日本シリーズをしたかった。本当に申し訳ない思い。だからこそ来年。絶対にファンの気持ちに応えないといけない」

 戦いは終わった。しかし、すぐに次なる戦いは待っている。昼食を終え、店を出ると早くも来季への思いを口にした。一瞬、温和になっていた目つきはいつもの勝負師の目に戻っていた。「秋のキャンプは厳しくなるよ。練習の量も質もね。巻き返しはそこから始まる」。11月1日。マリーンズは鴨川市での秋季キャンプから新たな一年をスタートさせる。博多での悔しさを胸にまたグラウンドで汗を流す日々が始まる。マリーンズの新たな戦いが始まる。

 (千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)





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Posted on 2015/10/20 Tue. 23:55 [edit]

category: 鈴木大地・ロッテ

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コメント

 

なお★ちゃん、こんばんは~♪

この千葉魂、ついさっきネットで読んだばかりでした!
今回は又一段といい内容ですね~☆

伊東監督が言ってますね・・
「今年、ポストシーズンで経験したことは絶対にプラスになる」って!
その意味でも、最後に頑張ってAクラスになれたのは本当に良かったなぁ・・って改めて思いました~(^^;)
若い選手達が初めてCSを経験出来たんですものね。。

伊東さんは何度もてっぺんを取って来た方ですから、
どうやって個々の選手やチームが力をつけて行くのかが、十分によく分かっておられるのだと思います(*^_^*)

秋のキャンプは厳しくなるそうなので、見に行かれるのも楽しみですね~♪
来年の事言うと鬼が笑うって言いますが、来月のこと位ならいいかな・・(笑)
いっぱい練習して、うんと上手く強くなって欲しいです☆

URL | Morning #- | 2015/10/21 00:45 | edit

 

> Morningさん

こんばんは~♪

今年のポストシーズンは本当に価値ある経験ができたと、私も思います☆
特に若手選手にとっては、
その場にいたこと、その雰囲気の中にいるだけでも
吸収できたことは多いと想像します☆


秋季キャンプ、
去年も、地獄の~みたいに言われてた気がしますが、
今年は、エディー流って。(CS出ても変わらない 笑)
タイミングよく?参考例が出てきてしまいましたね。(笑)



URL | なお★ #- | 2015/10/21 21:59 | edit

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